2012年4月15日日曜日

日本文化の海外への紹介

先日の日本刺繍一日クラスに来られた方が、日本文化を海外に紹介するブログをお持ちで、その中で日本刺繍を英語で紹介をして頂きました。 私には英語で日本刺繍は解説できないので、海外の方にも日本刺繍を紹介して頂いて、うれしく思います。
英語で日本刺繍のことを書くと、こう説明するんですねぇ、と感心することしきりでした。

その方のブログはこちらです→ http://catchjapan.exblog.jp/

素晴らしい京縫・樹田紅陽氏


京都の縫匠・樹田紅陽氏は、京都祇園会の山や鉾を華やかに飾る胴掛けや見送りなどを復元する一大事業を成功させ、また京都迎賓館の食堂を飾る大型の几帳を制作した著名な京縫の作家です。

伝統的な繍技を駆使した作品はとても素晴らしいのですが、芸術大学で油絵を専攻し、ブラマンクの絵画に影響を受けたというモダンな感覚で作る刺繍作品が、私はとても好きです。東京圏での個展はされたことが無いと思うのですが、是非個展を拝見したいと思います。

この方が江里佐代子さんの実弟だと知ったのは、最近 でした。ご姉弟で分野は違っても素晴らしい作品を作らていることに感動しました。

樹田紅陽氏は、季刊銀花・第154号 「江戸の粋、京の華」で特集されています。

樹田紅陽氏・祇園会胴掛「巨霊人と白鳳図」の一部
樹田紅陽氏・祇園会胴掛「巨霊人と白鳳図」の一部
樹田紅陽氏・飾匣「日光」
樹田紅陽氏・黒振袖「煌々」より一部



截金を現代アートに甦らせた江里佐代子氏

私の大好きな工芸作家である江里佐代子さんは、日本の伝統工芸である「截金 (きりかね)」を、現代的な工芸作品として甦らせた方です。江里さんは女性として最も若く日本国宝 (重要無形文化財「截金」保持者)になりました。
江里さんの作品は工芸作品でもありますが、ガラスの素材と截金を組み合わせたり、現代的な斬新な形の屏風などの作品を作られ、素晴らしい現代アートになっています。工芸が伝統工芸の枠から飛び出して、現代アートになっている作品を見ていると、デザインの発想や色彩のコーディネートなど、本当に感性を触発されます。

日本画や染色を学んだ後に截金の工芸を始められ、 今までに国内外で多数の展覧会を開いていますが、残念なことに2007年にフランスで客死されました。
2012年9月15日(土)から11月4日(日)、神戸市東灘区の香雪美術館にて秋季特別展が開催される予定だそうです。神戸の展覧会なのですが、ぜひ見に行きたいと思っています。

江里佐代子氏 「コスミック・ウェーブ」

江里佐代子氏「六花集香」



「アーヴィング・ペンと三宅一生」展

昨年の9月から東京ミッドタウンの2121デザインサイトで開催している「アーヴィング・ペンと三宅一生」展が4月8日に終了しました。
三宅一生氏が服を作り、アーヴィング・ペン氏が撮影し、それをグラフィック・デザイナーの田中一光氏がポスターにしました。田中一光氏は「琳派などの伝統とモダニズムを融合させた」と評されて明解で美しい作品を作り続けてきたグラフィック、デザイナーです。田中一光氏の70点のポスターはもちろん素晴らしいですが、安藤忠雄氏の設計した2121デザインサイトの空間を使った展示方法も圧巻でした。

「アーヴィング・ペンと三宅一生」展ポスターより

ギャラリー逢花作品販売会

2012年3月24日~3月26日に、松戸市ギャラリー逢花にして手作り作品販売会2012が開催されました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

日本刺繍であしらった額装作品、帯留め、キーホルダー、キーリング、バックハンガー、バレッタ、両面ミラーなどを展示、販売しました。着物や帯とは違った、身近な日本刺繍をご覧いただきました。
また、体験コーナーを作って、日本刺繍をどうやって作るのかを、糸縒り、両面ざしなどを実際に体験して頂きました。できるだけ多くの人に日本刺繍をご紹介できる機会をもつことができました。

日本刺繍販売、体験コーナー
油絵、陶器、帽子のコーナー
陶器、ファブリックステンシル、ブリザーブドフラワー、イラスト