2013年9月29日日曜日

日本刺繍1日 ワークショップ

これまで、多くの方々に日本刺繍1日ワークショップへご参加いただきました。

 作品もいろいろな種類を制作してきました。仕上がった作品をちりめん台紙に貼って、そのまま飾れるようにした小作品の「桜川」。「梅」や「桜」の刺繍をケースに入れて仕上げたキーホルダーやキーリング。そして、「光琳椿」「南天」「桜」の刺繍をほどこした日本刺繍桐小箱などです。

 同じ作品の同じ模様でも、それぞれに好きな色の釜糸を選んでいただいていますので、仕上がった作品はまったく雰囲気が違います。どの作品も、参加された皆さんが丁寧に作られているのが印象的でした。愛用していただいていると、とても嬉しいです。

 今回、ご紹介する作品は、2013年3月のワークショップから作品として制作して頂いている日本手刺繍桐小箱です。
下の写真は9月のワークショップに参加された方の「光琳椿」です。花は優しいピンク色に、葉は緑系から離れて少し個性的な色合いを選ばれました。素敵な作品になりました。
 ワークショップに参加された方の日本刺繍を、星工房で仕上げ、加工したものです。

仕上がった本手刺繍桐小箱
(刺繍は参加者、仕上げ、加工は星工房)

蓋をかぶせた写真


ワークショップ参加者の刺繍

 1日ワークショップでは、刺繍だけしていただきますので、仕上げと加工は星工
房で行います。使っている桐小箱は、上の写真のような蓋の側面に刳り(くり)という手をかけるための加工がされた「総かぶせ蓋」の桐箱です。これは蓋が身よりも大きいので、開け閉めしやすく使いやすい桐箱です。

 桐箱には色々な種類があります。例えば下記の写真にあるような「箱の内側に出ている突っ張りに蓋がピッタリとはまる印籠箱」や「蓋の裏側に二本の桟を付けた二方桟蓋 (ニホウサンブタ)」がありますが、高級感のある「総かぶせ蓋」の桐箱を使っています。

印籠箱           二方桟蓋の箱

今まで教室の生徒さんも、ご希望の方はキーホルダーやキーリングを作ってきました。この日本刺繍桐小箱も、ワークショップの参加者の方々に好評ですので、教室の講習でも作ってみたいと思います。



2013年9月16日月曜日

楽しくてきれいなお細工物

法事の用事があって、久しぶりに仏具店に行きました。店内を見ていると、ショーケースの上に和菓子が並んでいました。「仏具店で和菓子?」と思いましたが、お供え用としてのお菓子かなとも思い、近づいてみると「ちりめん」で作ったお細工物でした。

食べ物を供えることができない場所や、あるいは時に、お供え用として使うらしいのですが、これが良くできていて、また、可愛らしいのです。

いろいろ種類がありましたが、「柏餅」「桜餅」練り切りの「花しだれ」の3点を買いました。

「柏餅」は餅のポッテリした感じと、厚みのある柏の葉の感じがよくでています。
「桜餅」は桜の葉のフチのギザギザも、丁寧に表現されていて、「花しだれ」は、羊羹に包まれた「あんこ」の感じが絶妙です。「お香」が餅やあんこの部分に入っているので、ケースを開けると、良い香りがします。

小さな模様を日本刺繍で刺繍をして、お細工物を作るのも楽しいと思います。ちりめん細工のお細工物の本を見ていると、いろいろなアイデアが浮かびます。身近なかわいい作品もこれからたくさん作りたいと思います。

パッケージに入っている様子

お皿に載せてみました





2013年9月15日日曜日

天上の舞、飛天の美

以前、ブログで平等院鳳凰堂の修理について書きました。CGによる復元の話しが、主な内容でしたが、今回は、東京・サントリー美術館で1123日~2014113日まで開催される 平等院鳳凰堂  平成修理完成記念「天上の美  飛天の美」という展開会のご紹介です。

この展覧会は、様々な地域や様々な時代の、飛天の姿を彫刻・絵画・工芸の作品を見せるそうです。平等院鳳凰堂内の国宝「雲中供養菩薩像」や国宝「阿弥陀如来坐像光背飛天」をはじめ、平安時代のさまざまな飛天も展示されます。

平等院鳳凰堂の2014年3月末までの修理の期間、平等院鳳凰堂から出された国宝を近くで見ることができる貴重なチャンスです。

飛天は、その優雅な美しさから日本刺繍でも作品のモチーフになります。2004年に講談社から出版された「草乃しずか日本刺繍-源氏物語そして命の輝き」に美しい何点もの飛天が、掲載されています。残念ながら絶版になってしまった本なので図書館や古書で見ることができれば、と思います。

サントリー美術館ホームページより



2013年9月14日土曜日

ウンウンペンチウム

先日、8月末にニュースで「115番元素のウンウンペンチウムの存在が、確定しました。」と報道されていました。

「新元素の発見」というニュースでしたが、どちらかというと、そのネーミングのユニークさに焦点があたっているように思いました。115番元素は仮称なので、ラテン語とギリシャ語で数字を表しているだけです。「115のうち、1.1.がウンウン」で、ちなみに113番元素は「ウンウントリウム」になります。
あくまでも仮称なので、後日、正式名称が与えられます。

このニュースが、頭に引っかかったのは、東京エレクトロン(株)が、朝日新聞紙面に掲載した「元素周期表を作ろう」シリーズが、素晴らしかったからです。20124~8月に順次、118枚の元素カードが新聞に掲載されました。それを切り取って、一枚づつ表に貼ると周期表が完成します。

イラストも分かりやすくて、ユニークで、出来上がった元素周期表が美しいのです。この広告は、第61回朝日広告賞グランプリを受賞しました。201359日に完全版が、新聞見開き1ページの全面で、特別復活されたので保存していました。その元素周期表は、今、東京エレクトロン(株)でプレゼントしてもらえます。




東京エレクトロン・HPより